SCHEDULE

kardia(かるでぃあ)です。今日は久しぶりにシナリオ作ったから公開するよ。
(この記事は私立彩音学園様著作の同人TRPGシステム「ネバークラウドTRPG」の自作シナリオとなります。本家様とは一切合切関係ないです)
後、例によって文体とか形式は整えてないです。見にくくてゴメンな……


・シナリオ概要

 ☆PLの人数:3人。

 ☆捜査の回数:1回

 ☆戦闘の回数:1回

 ☆物語の傾向:アイドル物……なのか?


・今回予告

星空を纏って、空を掬う憧れに願う少女がいた。
廻る運命の歯車を彩る5色のアルストロメリアを抱いて。

荒れ狂う仮初の迷光は透明だった自分を何者にも変えてくれる。
いや、変えてくれてた。
いつからか、ステージに、世界に染められた私は”私”だったのか?

それは私ではなく、”ワタシ”だったのでは?
自分を見失った人間は、どこまでも闇に堕ちていく。

ネバークラウドTRPG「サヴァン的アイドル症候群」
虹色の空も、今は灰に。架空と現実が巻き乱れる瞬間《いま》で、僕らは。


・Pコトノハ

白のアネモネ(期待)

ヤグルマソウ(繊細)

フェンネル(称賛)

ルピナス(空想)

ペンタス(願い事)※ルルブ未記載


シーン1「Rolling star」

ある年の初夏。キミたちはいつものように呼び出されていた。

部屋の中ではクリスタルなテーブルから、CRグラス越しにアイドルの映像が流れている。キミたちはそのアイドルを知っていても知らなくてもいいが、世間一般的に見ればそのアイドルは無名寄りだろう。

この映像は退屈凌ぎに流されているだけだろうか? それとも、今回の依頼に関係があるのだろうか。

そう思案していると、誰かがドアをノックする。

「失礼しまーす……って、もう全員いるじゃん」

入ってきたのは、キミたちも御存知であろう花澤 E子と、可愛らしい10代半ばぐらいの女の娘だ。……誰だろうか?

「あ、えっとね、この娘は今回のクライアントである人気急上昇中(当社比)アイドルユニット『ルルディ:コード』の1人の――」

「――えっと、菅沼 るるです」

「任務の内容は彼女から話してもらいながら説明していきましょうか」

――菅沼 るるの話によれば、ターゲットは同じユニットのセンターである『成海 まゆ』らしい。

いつの日かからだろうか。彼女は少し前から何かに怯え、何かを祓うように、何かに叫んでいたらしい。別段、彼女は統合失調症とかなワケではない。そういう癖があったりするワケでもない。それは日に日に強くなり、ついにはプロデューサーとの打ち合わせ中に発生し、暴れだしたそうな。おかげでプロデューサーは病院に行った(全治2週間)そして、その日の夜、彼女は失踪した。後日、調査によりピーターに囚われていた可能性が指摘された。だから、こちらまで話が回ってきたらしい。

「そうですねー。特にルルディのセンターである成海ちゃんは最近にわかに人気が出始め、それによりユニットの露出が増えてきて、菅沼ちゃんやもう一人のユニットメンバーである『八巻 かな』ちゃんを引っ張って行かなきゃならない責任感とか色々あったんでしょうねぇ」

「そうそう、ルルディと言えば1stミニアルバムの『START→DaSH』がホントに名盤で、特にトラック03の『晴れ咲き-sunset sky edition』がマイナーながらとても名曲で、特装版付属のライブ映像でのMCも見るともうホッッッントエモくて――」

「は、花澤さん……」菅沼 るるが(ちょっと引き気味に)彼女の袖を引っ張る。

「……あ、そうだね。それで、キミたちにはピーターを倒し、成海ちゃんを取り戻すこと! そしてぇ! 調査のついでに成海ちゃんが失踪した2日後からレッスンにも何も来なくなった八巻ちゃんを連れ戻すこと!」

「以上ッッッ!! じゃあ、車と同担拒否の怖いお兄さんお姉さんに気をつけて行こうかあ!!」

以降、少し適当にRP.ドルオタ気味のE子とるるが応答してくれる。

Q.ルルディ:コードってどんなアイドルー?

A.CRグラスをフルに活かした新時代的V系チックなゴシックアイドル。実際にセンターでない2人は楽器を演奏し、センターはCRグラスの機能を活かしエフェクトを鳴らしたりと演技だけでなく音楽面にも力を入れている。作詞は3人でやっており、作曲編曲は外部委託。

Q.E子はなんでドルオタ気味になってたのー?

A.趣味探しの一環

Q.以降、NPCのアドリブRPはどんな感じにすればいいのー?

A.フィーリングでやっていいです。お前が信じるお前を信じろ。


リサーチシーン(シーン2)「泪の街」

JR秋葉原駅を出る。場所的にUDX前だ。貰った資料によると、ターゲット――正確にはターゲットたちだが――活動場所は秋葉原、池袋、渋谷、新宿など賑わっているとこが中心的だった。ライブスタジオなどが多いからだろう。

ターゲットは既に数日前から行方をくらましている。時間はそんなに無いだろう。

――決意を胸に探索せよ。

セカイを変える歌にネガエ。灰色でも焔を燃やせば、希望が聞こえる《バベルシティ・グレイス》だろう?

以降、リサーチ。2サイクル。5枚。


・リサーチカードA:成海 まゆの部屋

[表] 

難易度:簡単/目標値5

バフ:全ての{エネミーアーツ}の{威力ロール}+10

情景描写:プロダクションの寮だ。同じ寮に住まう人から聞けば、普段の彼女は品行方正とも言える程出来ていた人間だったが、ある日から追い込まれたかのように焦燥し、目の下にも濃く隈が出来ていたらしい。

入った彼女の部屋の中は、酷く荒れていた。

[裏]

Pコトノハ:ヤグルマソウ(繊細)

情景描写:アイツは私だったのか? ワタシは私ではなく、私の中に住まう化け物なだけだろうか? 今までアイドルであった私は私ではなくワタシだったのではないだろうか。ワタシが問いかける。私の体を受け渡せと。ワタシが嘯く。私の力はワタシであったのだと。違う、違う、違うんだ――ッ!

幻影に向かい包丁を突き立てる。刹那、溢れ出たのは白い羽毛だった。

・リサーチカードB:ルルディ:コード所属の事務所

[表]  

難易度:簡単/目標値5

バフ:全ての{エネミーアーツ}の{威力ロール}+10

情景描写:事務所は狭い。説明をすると、受付の人はすんなりとキミ、或いはキミたちを通してくれる。中は少し散らかっていた。話によると、まだ小さいプロダクションらしく、主力であったルルディ:コードが現状急に活動停止になったおかげでバタついているのだと。

壁は、様々なアイドルや公演のポスターで彩られていた。

[裏]

Pコトノハ:白のアネモネ(期待)

情景描写:スカウトされたあの日が走馬灯のように流れ込む。養成所から飛び出て、招かれたあの日が。陽が灰を侵食したあの日が。それは、大きな間違いだったのではないだろうか。あの日こそが、私《ワタシ》をこうしてしまった全ての元凶なんだ。引き裂きたい現実、改変したい過去。あの日は、徐々に闇に染まり逝く。

「俺と一緒にアイドル、やりませんか――」

・リサーチカードC:新宿タワーレコード

[表]

難易度:普通/目標値6

バフ:全ての{エネミーアーツ}の{命中値}+1

情景描写:新宿にあるCDショップ。知らない人はまぁ居ない気がする。もう何年も経営されている。様々なジャンル、様々なアーティストのCDがキレイに並べれており、新人の宣伝にも協力的だ。実際、ルルディ:コードもデビュー仕立ての頃からここにお世話になっているらしい。因みにE子オススメのCDはシドの2ndアルバムであるhikari――データはここまでで、徐々にムダなところが削除されていってる……

[裏]

Pコトノハ:フェンネル(称賛)

情景描写:色んな人に初めて出逢ったキッカケ。ファンのみんな、業界の人。記念すべき大きな一歩だった。でも、その一歩はとても痛かった。センターである重圧、これからへの責任。気にしてないはずが、いつの間にか気にしてた。それはワタシを産んでしまった原因の一つだったのかもしれない。

CDを落とした。FRAGMENT、それは心か、翼か。

・リサーチカードD:Zepp Diver City Tokyo

[表]

難易度:普通/目標値6

バフ:全ての{エネミーアーツ}の{命中値}+1

情景描写:お台場付近に建っている由緒正しきライブハウス。資料にやると、近々ルルディの3人はここでライブを演る予定だったらしいが、その話が頓挫しかけているらしい。ここでライブをすることはアーティストにとって大きな経験となると思うが、どうなんだろう。海風が髪を靡く。潮の匂いが、雨の降る臭いと混じり、不安を煽るだろうか。

[裏]

Pコトノハ:ルピナス(空想)

情景描写:話が決まって初めてここのステージに下見で立った時、すごく感動した。同時に怯えた。1000(スタンディングだと2000)人入るここでライブするんだって。地下ライブスタジオでも、小さめのスタジオでもない、こんな大きなスタジオで。不意に、空っぽである客席の真ん中に誰かが座る。それは幼い頃の自分で、音楽に憧れを抱いていた頃の自分だった。懐かしいな。そう思っていると、不意にそれは白く蠢き、ワタシに変わった。嗤っているのか? 恐怖に怯える私を。私は逃げ出した。ここから、過去から、現在《いま》から。

・リサーチカードE:八巻 かな

[表]  

難易度:困難/目標値8

バフ:再行動アーツのサイクルごとの使用回数+1

情景描写:JR池袋駅から歩いて、外れた裏路地。そこに彼女は居た。

「――誰だ、アンタ……」

窶れ果てたように見える彼女が、『八巻 かな』だろうか。

[裏]

Pコトノハ:ペンタス(願い事)

情景描写:私は2人を引っ張っていかなければならない。私はセンターで有る故に2人に抜かされてはいけない。2人に、2人に、2人に――

「なあ、成海はそれでいいのかよ?! あたしは、アンタに憧れて――」

その憧れは私ではなくワタシだ。このままでは顔向けできない……

私は全てを投げ出そうと逃げ出した。

「……アイツのいないルルディ:コードなんて、ユニットの意味がないだろ……」

虚空に呟く。それは、自分に言い聞かせて、彼女に言い聞かせて、消えたアンタに言い聞かせて。


(全てリサーチ或いはサイクル終了)

――ピピッ。E子から連絡が入る。

「ターゲットの居場所、判明しましたあ! 場所は――新宿に有るビルの屋上…………飛び降り自殺でもする気なのお?!」

劈くような声が聞こえてくる。そして更に怒号が入る。

「花澤ァ! 次余計なコト言ってみろぉ! お前を突き落とす――」

そこまで聞こえて、通信を切った。耳と脳がやられそうだから。

……取り敢えず、急ごう! 残された時間は少ないだろうから――


ラストパイル(シーン3)「花葬」

階段を駆け上がりドアを蹴破る。そこには、首がもう一つ生えた人間が立っていた。彼女が、ターゲットの成海 まゆであろう。

彼女であろう首は項垂れ意識を失い、彼女ではないピーターであろう首は白く、白目が黒で、口も黒。オサレな漫画に出てくる内なる自分みたいな見た目だ。

不気味に思っていると、ピーターが口を開く。

「……私、死にたがってたんだよなぁ。こんなにもリスカしちゃって、アイドルは体が資本なのに」

ピーターはターゲットの体を操り人形のように糸を引いて動かし、キミたちに見せる。確かに腕は切り傷だらけで、なんなら刺し傷も見える。

「嗤っちゃうよねぇ。こんないい体持ってるのに。少女と大人の曖昧な一番熟れた年齢なのに。だから、ワタシが私を動かす。私がちゃんとアイドルできるように。だから、帰りなよ。チケットならあげるよ。ワタシは、私が望む私を演じてあげようとしてるだけなんだぜ?」

あざ笑うようにピーターは喋る。ヤツの言うことは正しいのか? 否、違う。綺麗事は綺麗事かもしれない。だから、ソレを現実にすべくキミたちは居るんだろう? なら――

(ここでPCたちの決意表明)

「――ふん、そうかよ。……なら――死んでもらおうかな」

ターゲットの体からピーターが完全に分離する。白のキャンパスに黒の線を入れたかのようなヤツが、殺気を放ってくる――

昇華、開始!


戦闘(シーン4)「乱舞のメロディ」

  ●エネミーデータ

  ・属性:才

  ・悩み:私は本当に私のままアイドルができてるだろうか?

  ・パラメータ:

        //PR=1

        //HP=800+({PR}×200)

        //行動力=2+{PR}

  ・回避判定:2D

  ・行動指針:ストーカー

  ・アーツ:《ダブルHit》《ツーウェイHit》《チャージBuF》《フィアーDBuF》《ループ02》《AoE:格子型》

  ●戦場データ

  ・ビルの屋上。エンカウントシートは「校庭」を使用する。


エンディング(シーン5)「シャイノグラフィ」

キミたちの一撃で白いピーターは羽根となって塵となって消えて行く。残ったのは倒れたターゲットだけ……。

気づけば、灰色だった空から少しだけ陽の光が漏れ出している。いつかの日のように、曇った心を光で晴らしてくれているんだ。彼女の心を。きっと、そうだろう――

後日、キミたちは招待されてルルディ:コードのZepp Diver City Tokyoのライブに来ていた。控室に呼ばれると、そこには元気になった『成海 まゆ』と2人が立っていた。

「皆さん、本当にありがとうございました――」

(雑にRPして〆)


……以上、そんな感じの短めのシナリオです。本来このシナリオ、1日で初心者にルールのインストをし尚ネバクラの楽しさを知ってもらおうというコンセプトで作ったシナリオとなっています。なんというか、拡張サプリであるねばくらミニに載ってるシナリオみたいになっております。

戦闘で敗退した時の描写は考えてないのですが、ヤられそうなところを他のウェンディが助けに来てなんとなるけど成海 まゆを救うことはできなかったよという感じの想定です。

エンディングはなんか適当にいい感じなこと喋らせて〆てください。

後、分かると思いますがシーンのタイトル名はそれぞれ曲名となっています。

「Rolling star/YUI」
「泪の街/長靴をはいた猫」
「花葬/L'Arc~en~Ciel」
「乱舞のメロディ/シド」
「シャイノグラフィ/シャイニーカラーズ」

どれもいい曲だから聴こうね!

このシナリオ、それなりにクセが無いシナリオだと思うので回しやすいと思います。やりたいけどPLが見つかんない、PLとしてやりたいって人は私に相談してね! では!

(文・kardia ゴールデンボンバー「水商売をやめてくれないか」を聴きながら)

お久しぶりです。かるでぃあです。

物凄く今更な話なんですけど、1~2週間ぐらい前からDLsiteにて略奪のジウスドラが50%OFFになってました。

(思うんだけど、うちって宣伝下手過ぎ……?)

前にも言いましたが、PDF版ジウスドラは2版とも言える内容になっております。細かい修正とか、初版で何故か抜けてたサンプルPCのページが追加されています。
今はゴールデンウィーク! そして最近ご時勢的にオフセの波が来ている! そう! ジウスドラを! 買って! 友達に布教しよう! TRPGを買う人なら卓を囲む知り合いはまあ、いるよね……? 居ないならこのHPに貼ってあるリンクから私(kardia)か有機オクラのツイ垢に飛んでリプとかで相談してね!

(文・kardia Unlucky Morpheus「滝夜叉姫」を聴きながら)

kardiaです。
これはサークル内で私が適当に回した少人数用のインセインシナリオのメモ書きです。
ホントはもっと真面目に構成すべきなんですけど、あまりにも面倒くさいので草案と言い訳してメモのまんま出します。許してね。

・概要
 推奨プレイ人数:1~2人

 時間:テキセで1~3時間?
 サイクル数:6、または3
 シーン表:ホントは怖い現代日本
 狂気:なんか適当に

・HO

HO1

アナタは記者である。HO2とは知り合いで情報を提供して貰っている。

最近、アナタの住んでいる地域(都内としておく)では不審者の目撃、ひいては小~大学生の失踪が相次いでいる。

まあアナタは最近よくその事件(?)を追っている。

今日は久しぶりの休日、HO2となんかまあ適当に遊ぶなんか。

そんな中HO2との共通の知り合いである「青野」からLINEが届く…

アナタの使命は「事件の真相を公表する」ことである

秘密

アナタは毎日、一人でいる時にどこからか視線を感じている。

それは日に日に強く感じている…………

怖い。怖い。いつか、その蛇のように絡みついてくるソレが自分を絞め殺すのではないか。

アナタの本当の使命は「自分を蝕む怪異を祓う」ことである。

HO2

アナタは探偵、或いは警察である。

最近、アナタの住んでいる地域(都内としておく)では不審者の目撃、ひいては小~大学生の失踪が相次いでいる。

まあアナタは最近よくその事件(?)を追っている。

今日は久しぶりの休日、HO2となんかまあ適当に遊ぶなんか。

そんな中HO1との共通の知り合いである「青野」からLINEが届く…

アナタの使命は「事件解決」である

秘密

アナタの周りの人物が最近意識不明になったり失踪したりしている。

最初は関わりも薄い遠い関係の人間であったが、どんどんソレはアナタの身近な人間にも迫ってきている。

先日、アナタの母親が意識不明で倒れた……

アナタの本当の使命は「身内を救う」ことだ

・導入

(この導入文はタイマンでやった時のなのでPC2人でやる時は多少いじってください)

昼時、意味もなくHO1は時間をゴミ箱に投げ棄てている。

そんな中、ただ垂れ流しにしていたテレビからニュースが目に留まる。

「では、次のニュースです。先日から相続き、東京都内にて若者のが失踪、または意識不明の重体に陥る事件が相次いでいます……」

またこのニュースだ。

ここ1ヶ月の話。最近、若者(10~20代)の失踪事件が起きている。或いは意識不明になる現象。

原因は不明だ。自分も追っているが、詳細なことは依然として分からない。

ついこの前まで世間は新型肺炎がどうとか延々騒いでいたが、次はこれである。

世の中クソだなぁ。

そんな感じで休日を贅沢に過ごしていると、キミの知り合いである「青野」から1件、LINEメッセージが届く。

開いてみると、それは動画ファイルであった。

観てみると、暗闇――恐らく、青野の自室――のなかで震え声だけが聞こえてくるクソみたいな動画だった。

呆れて閉じようとすると、その瞬間に白い顔をした誰かが一瞬だけ映る。

びっくりして、スマホを落としそうになる。動画は次の瞬間に聞こえていた震え声もなくなっており、多少の物音がした後、再生が終わった。

なんだったんだろう。そう思いスマホをスリーブさせようとすると、通知音と共に、何もしていないのに勝手に1人、友達が追加された。

名前はS.M。そんなイニシャルのヤツいたかな? ともかく、業者系のクソアカウンコだろうか。消そうとすると、連続してメッセージが届く。

「あ」

「い」

「に」

「い」

「く」

そして、1件の画像。

今まさにスマホをいじっているキミの後ろ姿。

悪寒だけがキミを襲う。

恐怖に駆られ、居ても立っても居られない。

どうするべきか? キミはどうにかすべく行動に移りだした――


・調査HO

・青野宅

意味わかんねぇメッセージ送んな殺すぞ/なんか窓全部ガチガチに補強されてるし食料もめちゃ買いだめしてあったし変なメモ書きクソある
(以下、RP・描写の一例)

[メイン]GM:青野宅です。ピンポン連打、返答なし。カギは開いている。

[メイン]忌遮丘太郎:「おらてめぇ青野ォ!!!」ずかずかと入っていく

[メイン]GM:よっしゃ調査判定

[メイン]忌遮丘太郎:追跡で振ります特技持ってるので目標は5で

[メイン]忌遮丘太郎:2d6

Insane : (2D6) → 10[4,6] → 10

[メイン]GM:入ってみると誰もいない。電気を付けてみると、窓はガチガチに補強され光が入って来ない。よく見たら食料がめちゃくちゃ買いだめされてるし、ガムテープで穴という穴が塞がれている。

[メイン]忌遮丘太郎:「なんだアイツ………ヤクでもキメてやがったのか…?」キョロキョロ見回す

[メイン]GM:まず不気味なので恐怖判定が入ります

[メイン]忌遮丘太郎:追跡で代用、目標値は8

[メイン]忌遮丘太郎:2d6

Insane : (2D6) → 10[5,5] → 10

[メイン]GM:そして、気がつくと壁一面に謎のメモが貼って貼ることに気付いた……なんで入ってすぐ気付かなかったんだ……

[メイン]GM:HO・謎のメモ郡が開放されました

・謎のメモ郡(青野宅調査で開放)

キモいな/全部見るな知るな来るなと乱雑にいっぱい書かれている。長身の細身の男のイラスト付き☆ 適当に恐怖判定
(以下RP・描写の一例)

[メイン]忌遮丘太郎:「?なんだこりゃ」

[メイン]GM:メモが乱雑に、壁一面……床にも貼ってある。それは認識しようとすると認識できない。何故だ?

[メイン]忌遮丘太郎:追跡

[メイン]忌遮丘太郎:2d6

Insane : (2D6) → 6[1,5] → 6

[メイン]GM:全部見るな知るな来るなと乱雑にいっぱい書かれている。そして、どれにも雑に長身の細身の男らしきイラストが書いてある。しかし、このメモを見ていると自分が自分でなくなりそうである。

[メイン]GM:そして恐怖判定

[メイン]忌遮丘太郎:「なんだこりゃ………アイツ何を…」

[メイン]忌遮丘太郎:1d6

Insane : (1D6) → 1

[メイン]忌遮丘太郎:2d6

Insane : (2D6) → 12[6,6] → 12

[メイン]GM:埋葬

[メイン]忌遮丘太郎:戦争で代用、この世は戦争でビジネスが成り立っているためです

[メイン]忌遮丘太郎:2d6

Insane : (2D6) → 8[2,6] → 8

[メイン]忌遮丘太郎:成功

[メイン]GM:ふと、自分の後ろに誰かが立っている気がした。

・人通りの少ない路地

事件が最近よく起きる場所。なんかあるかも

・警察

不審なメッセージの件を知り合いに聞こう。成功すると失踪者には数日前にビデオメッセージが届いていたことがわかる。あと、プライズの警官が護衛として貰える(あらゆる判定+2 クライマックス開始時にスレンダーマンに殺され消える)
(以下RPの一例)

[メイン]GM:色々不安に思ったので警察に居る知り合いに協力を仰ぐことにした。

[メイン]GM:「で、要件は?」

[メイン]忌遮丘太郎:「あー、その、な、最近の事件に関してな、その、気になったからなんかネタねぇかなってよ」てきとうに

[メイン]GM:「あんそう。いやな、オレも知りたいけどなぁ……そう言えば、これまだメディアに明かしてねぇんだが」

[メイン]GM:「被害に会ったヤツら全員な、無くなる数日前になんかビデオメッセージが届いてた? みたいな…………」

[メイン]GM:ここで、調査判定

[メイン]忌遮丘太郎:メディアで行こう、目標値は5

[メイン]忌遮丘太郎:2d6

Insane : (2D6) → 9[3,6] → 9

[メイン]GM:キミは、そのビデオメッセージのことを話した

[メイン]GM:「…………お前の元にも届いたのか、ソレ?」

[メイン]忌遮丘太郎:「は、はははァ??んなもんととどくわけねぇじゃんねぇ?そんなもんねぇ?とどいたら俺死亡確定じゃんそんなねぇ???」

[メイン]GM:「んまそうだなぁ……………そうだなァ」

[メイン]忌遮丘太郎:「そうだなぁ・・・じゃっねぇんだよ!!!どうやったら助かんだよそれよぉ!!!いっや俺は関係ないけどねぇ!?」

[メイン]GM:「取りあえず暇なやつ1人警護に付けるよ、なんかあったらすぐ分かるし」

[メイン]GM:☆プライズ「警官」を手に入れました。2回だけ判定+2できます。

[メイン]忌遮丘太郎:なんか便利そう

・自宅

監視カメラとか盗聴器とかあんのかな?

・謎の目撃情報(3つ調査で開放)

最近地域周辺で長身の男? の目撃情報が多発しているらしい。その話は警察にもみ消されるというウワサ

(成功↓)

1人で居ると、触手に連れて行かれる。1人で居ると、長身の男に話しかけられる。キミは、1枚の写真をやつれた男から手に入れた。それは2人の子供に話しかけている長身の男の写真だった――

6/3サイクル終了、または目撃情報とメモ郡調査クリアでクライマックス

・クライマックス

突如電話がかかってくる。非通知。誰だ? 出てみるとノイズだらけの奥に昏く響く男の声が!

「迎えに来たよ……」

シャア殺す!
(以下描写一例)

もうすぐ夜。自宅に帰ろうと急いで歩いていると、突如電話がかかってくる。

[メイン]忌遮丘太郎:「ううううおおおお!!あ、電話か」もしもし、と出る

[メイン]GM:……誰だ? 出てみるとノイズだらけの奥に昏く響く男の声がする。そう言えば護衛に付いてた警官がいない。

[メイン]GM:「迎えに来たよ」

電話越しで/実際に後ろから

誰かから話しかけられる。

[メイン]忌遮丘太郎:「………」耳に電話を固定したまま後ろをゆっくりと振り返る

[メイン]GM:そこには、数本の触手に突き刺され絶命した警官と、白い顔の長身の男が立っていた。

[メイン]GM:では戦闘だな!


・敵データ
 
スレンダーマン
 ・脅威度3くらい 生命力12(1人の場合)
 ・アビリティ(アビリティ名/使用特技)
  連撃/切断
  基本攻撃/埋葬
  報復/人類学


・エンディング

勝った場合
スレンダーマンを追い払える。ただスレンダーマンの存在を失くすことはできず、ただ自分たちがスレンダーマンの魔の手から逃れることができただけ。(八尺様のオチみたいな…)

負けた場合
スレンダーマンの隷属になります☆
(以下一例)

[メイン]GM:長身の男は最初こそはなんとかなりそうな勢いだったが、時間が経つに連れ本性を現すかのように力を出していき、

[メイン]GM:最期にはキミの抵抗を物ともせず、キミの視界をその闇よりも昏い手で覆った……

[メイン]GM:こうしてまた1人、スレンダーマンの隷属が1人生まれた


……こんな感じのシナリオです。
ちなみにシナリオ内に出てくる「やつれた男」はスレンダーマンのことを知ってしまい目を付けられているからやつれています。もうすぐ死にます。
全体的にゲームの「Slender: The Arrival」からインスピレーションをうけています。(リンク先参照)

都市伝説だとスレンダーマンが一番好きで、他殺されるなら貞子かスレンダーマンに殺されたいですね。

聞きたいこと言いたいことがあったら遠慮なく言ってね!
(シャイニーカラーズ「いつかShiny Days」を聴きながら 文・kardia)

(最終更新3/8 MAPの共有アルバム更新。追加された2枚はA4サイズのはずだよ!)

kardiaです。「略奪のジウスドラ」のサポート記事です。

まずはNPCの立ち絵編! なんだかんだ需要があるヤツ! サイズとか割りとバラバラですがそこら辺はご容赦を……

そしてサンプルPC!

最後にMAP!

(そしてこれ、もしかしたらPDFで上げた方が良かったのでは……? ボブは訝しんだ)

取り敢えずこんなものでしょうか。現状エラッタなどはありません!
この他に必要なモノがありましたらご連絡ください!
では!

(椎名林檎と宮本浩次「獣ゆく細道」を聞きながら 文・kardia)

昨日の今日で早速ですがDLsite様にて「略奪のジウスドラ」のPDF版が出ました。わーい。(上記リンク参照)
PDF版は(有機オクラのTwitterによると)細かい誤字脱字の修正と、初版で抜けていたサンプルPCのページが追加されているらしいです。

私は確認してませんが……

ともかく、これにより「略奪のジウスドラ」をより多くの人の手に渡ると思うと嬉しいですね、ホント。
PDF版ということは持ち運びが楽ですし、オフセでのシート類の印刷も楽になりますし、オンセでのコピペが楽になりますので、既に実物をお持ちの方にもとてもオススメできます。

これを見てるみんなも買おうね。

PDF版が出たってことはサポートの記事も書かなくちゃいけないということですね……

多分、近日中にあがります。そんな待たせません。

それでは。

(ノラと皇女と野良猫ハート2「クライングハート」を聞きながら 文・kardia)

一人が淋しい訳じゃなくて一人と思うことが淋しい。
でも君が描いている日々は世界の1つの物語なんだ。
(Janne Da Arc「will~地図にない場所~」より)

そんなワケで始めまして、サークルねこのこばんのkardia(かるでぃあ)です。
当サークルの運営とか? なんか雑用的なこと全般を主にしています。あと本の制作もちょっと。

そんな前置きは置いといてホームページ開設に至った経緯を話させていただきます。
元々の発端は今年の始め頃? だったかな? 「略奪のジウスドラ」の著者である有機オクラが「こういうマップとかサンプルPCのシートとかホームページに置けると便利なんだけど」みたいなことを言っていたんですね。でもその時は誰もホームページを作ろうだなんて思っていなかったので有機オクラ個人のTwitterにアップロードされました。
それから暫くして、つい先日。私が日課のバイト中にふと「そういえばホームページ作りてぇなぁ……」と思いました。あったら便利だし、ホームページあるってなんかカッコいい。

なので作りました。以上です。

さて、このホームページの方針を話しましょう。
まず【新刊のお知らせ】です。
告知とか、Twitterでの宣伝のまとめとか、そんな感じの。まぁ1人でも多くの人が私達の本を手に取ってくれたらいいな、という感じ。
次に【イベントの告知】です。
まぁこれはコミケ参加するよーとか、あとは委託の告知とか、ですかね。
現状、コミケ以外のイベントに参加はしないと思います。既刊も少ないし、まぁ。

それはそうと話がずれるのですが、「悪堕ち宗教戦争TRPG 略奪のジウスドラ」ですが現状コノス様にて委託中です(リンク参照。メロンブックス様でも委託してますが在庫切れです。補充未定)


ですが、

DLsite様にてPDF版が販売される予定

です。こちらは販売開始されたらまたお知らせします。

話を戻します。また、このホームページでは【自作シナリオを作って回したけどこれこのままにしとくの勿体ないなぁでも構成してネットに上げるのは面倒くさいから草案と言い訳してシナリオを晒す】役割もあります。
こんな感じのシナリオを作りました、みんな参考にしたりたたき台として使ってね……みたいな。

最後に【エラッタ・サポートの保管、お知らせ】の役割もこのホームページは担当します。
「略奪のジウスドラ」のマップシートやサンプルの画像、エラッタのまとめなど……勿論、「略奪のジウスドラ」以外の今後出るであろう本のもです。

まぁこのホームページはそんな使い方をしていきたいと思います。多分更新頻度は蛞蝓みたいですが、ねこのこばんを御贔屓にしてくれると嬉しいです。
次の記事は「略奪のジウスドラ」のサポートまとめか、私が作ったシナリオの草案を投げるかとなります。近いうちにあがるでしょう。

では、また。
(THE BACK HORN「罠」を聞きながら 文・kardia)