【インセインシナリオ草案「スレンダーマン」】
kardiaです。
これはサークル内で私が適当に回した少人数用のインセインシナリオのメモ書きです。
ホントはもっと真面目に構成すべきなんですけど、あまりにも面倒くさいので草案と言い訳してメモのまんま出します。許してね。
・概要
推奨プレイ人数:1~2人
時間:テキセで1~3時間?
サイクル数:6、または3
シーン表:ホントは怖い現代日本
狂気:なんか適当に
・HO
HO1
アナタは記者である。HO2とは知り合いで情報を提供して貰っている。
最近、アナタの住んでいる地域(都内としておく)では不審者の目撃、ひいては小~大学生の失踪が相次いでいる。
まあアナタは最近よくその事件(?)を追っている。
今日は久しぶりの休日、HO2となんかまあ適当に遊ぶなんか。
そんな中HO2との共通の知り合いである「青野」からLINEが届く…
アナタの使命は「事件の真相を公表する」ことである
秘密
アナタは毎日、一人でいる時にどこからか視線を感じている。
それは日に日に強く感じている…………
怖い。怖い。いつか、その蛇のように絡みついてくるソレが自分を絞め殺すのではないか。
アナタの本当の使命は「自分を蝕む怪異を祓う」ことである。
HO2
アナタは探偵、或いは警察である。
最近、アナタの住んでいる地域(都内としておく)では不審者の目撃、ひいては小~大学生の失踪が相次いでいる。
まあアナタは最近よくその事件(?)を追っている。
今日は久しぶりの休日、HO2となんかまあ適当に遊ぶなんか。
そんな中HO1との共通の知り合いである「青野」からLINEが届く…
アナタの使命は「事件解決」である
秘密
アナタの周りの人物が最近意識不明になったり失踪したりしている。
最初は関わりも薄い遠い関係の人間であったが、どんどんソレはアナタの身近な人間にも迫ってきている。
先日、アナタの母親が意識不明で倒れた……
アナタの本当の使命は「身内を救う」ことだ
・導入
(この導入文はタイマンでやった時のなのでPC2人でやる時は多少いじってください)
昼時、意味もなくHO1は時間をゴミ箱に投げ棄てている。
そんな中、ただ垂れ流しにしていたテレビからニュースが目に留まる。
「では、次のニュースです。先日から相続き、東京都内にて若者のが失踪、または意識不明の重体に陥る事件が相次いでいます……」
またこのニュースだ。
ここ1ヶ月の話。最近、若者(10~20代)の失踪事件が起きている。或いは意識不明になる現象。
原因は不明だ。自分も追っているが、詳細なことは依然として分からない。
ついこの前まで世間は新型肺炎がどうとか延々騒いでいたが、次はこれである。
世の中クソだなぁ。
そんな感じで休日を贅沢に過ごしていると、キミの知り合いである「青野」から1件、LINEメッセージが届く。
開いてみると、それは動画ファイルであった。
観てみると、暗闇――恐らく、青野の自室――のなかで震え声だけが聞こえてくるクソみたいな動画だった。
呆れて閉じようとすると、その瞬間に白い顔をした誰かが一瞬だけ映る。
びっくりして、スマホを落としそうになる。動画は次の瞬間に聞こえていた震え声もなくなっており、多少の物音がした後、再生が終わった。
なんだったんだろう。そう思いスマホをスリーブさせようとすると、通知音と共に、何もしていないのに勝手に1人、友達が追加された。
名前はS.M。そんなイニシャルのヤツいたかな? ともかく、業者系のクソアカウンコだろうか。消そうとすると、連続してメッセージが届く。
「あ」
「い」
「に」
「い」
「く」
そして、1件の画像。
今まさにスマホをいじっているキミの後ろ姿。
悪寒だけがキミを襲う。
恐怖に駆られ、居ても立っても居られない。
どうするべきか? キミはどうにかすべく行動に移りだした――
・調査HO
・青野宅
意味わかんねぇメッセージ送んな殺すぞ/なんか窓全部ガチガチに補強されてるし食料もめちゃ買いだめしてあったし変なメモ書きクソある
(以下、RP・描写の一例)
[メイン]GM:青野宅です。ピンポン連打、返答なし。カギは開いている。
[メイン]忌遮丘太郎:「おらてめぇ青野ォ!!!」ずかずかと入っていく
[メイン]GM:よっしゃ調査判定
[メイン]忌遮丘太郎:追跡で振ります特技持ってるので目標は5で
[メイン]忌遮丘太郎:2d6
Insane : (2D6) → 10[4,6] → 10
[メイン]GM:入ってみると誰もいない。電気を付けてみると、窓はガチガチに補強され光が入って来ない。よく見たら食料がめちゃくちゃ買いだめされてるし、ガムテープで穴という穴が塞がれている。
[メイン]忌遮丘太郎:「なんだアイツ………ヤクでもキメてやがったのか…?」キョロキョロ見回す
[メイン]GM:まず不気味なので恐怖判定が入ります
[メイン]忌遮丘太郎:追跡で代用、目標値は8
[メイン]忌遮丘太郎:2d6
Insane : (2D6) → 10[5,5] → 10
[メイン]GM:そして、気がつくと壁一面に謎のメモが貼って貼ることに気付いた……なんで入ってすぐ気付かなかったんだ……
[メイン]GM:HO・謎のメモ郡が開放されました
・謎のメモ郡(青野宅調査で開放)
キモいな/全部見るな知るな来るなと乱雑にいっぱい書かれている。長身の細身の男のイラスト付き☆ 適当に恐怖判定
(以下RP・描写の一例)
[メイン]忌遮丘太郎:「?なんだこりゃ」
[メイン]GM:メモが乱雑に、壁一面……床にも貼ってある。それは認識しようとすると認識できない。何故だ?
[メイン]忌遮丘太郎:追跡
[メイン]忌遮丘太郎:2d6
Insane : (2D6) → 6[1,5] → 6
[メイン]GM:全部見るな知るな来るなと乱雑にいっぱい書かれている。そして、どれにも雑に長身の細身の男らしきイラストが書いてある。しかし、このメモを見ていると自分が自分でなくなりそうである。
[メイン]GM:そして恐怖判定
[メイン]忌遮丘太郎:「なんだこりゃ………アイツ何を…」
[メイン]忌遮丘太郎:1d6
Insane : (1D6) → 1
[メイン]忌遮丘太郎:2d6
Insane : (2D6) → 12[6,6] → 12
[メイン]GM:埋葬
[メイン]忌遮丘太郎:戦争で代用、この世は戦争でビジネスが成り立っているためです
[メイン]忌遮丘太郎:2d6
Insane : (2D6) → 8[2,6] → 8
[メイン]忌遮丘太郎:成功
[メイン]GM:ふと、自分の後ろに誰かが立っている気がした。
・人通りの少ない路地
事件が最近よく起きる場所。なんかあるかも
・警察
不審なメッセージの件を知り合いに聞こう。成功すると失踪者には数日前にビデオメッセージが届いていたことがわかる。あと、プライズの警官が護衛として貰える(あらゆる判定+2 クライマックス開始時にスレンダーマンに殺され消える)
(以下RPの一例)
[メイン]GM:色々不安に思ったので警察に居る知り合いに協力を仰ぐことにした。
[メイン]GM:「で、要件は?」
[メイン]忌遮丘太郎:「あー、その、な、最近の事件に関してな、その、気になったからなんかネタねぇかなってよ」てきとうに
[メイン]GM:「あんそう。いやな、オレも知りたいけどなぁ……そう言えば、これまだメディアに明かしてねぇんだが」
[メイン]GM:「被害に会ったヤツら全員な、無くなる数日前になんかビデオメッセージが届いてた? みたいな…………」
[メイン]GM:ここで、調査判定
[メイン]忌遮丘太郎:メディアで行こう、目標値は5
[メイン]忌遮丘太郎:2d6
Insane : (2D6) → 9[3,6] → 9
[メイン]GM:キミは、そのビデオメッセージのことを話した
[メイン]GM:「…………お前の元にも届いたのか、ソレ?」
[メイン]忌遮丘太郎:「は、はははァ??んなもんととどくわけねぇじゃんねぇ?そんなもんねぇ?とどいたら俺死亡確定じゃんそんなねぇ???」
[メイン]GM:「んまそうだなぁ……………そうだなァ」
[メイン]忌遮丘太郎:「そうだなぁ・・・じゃっねぇんだよ!!!どうやったら助かんだよそれよぉ!!!いっや俺は関係ないけどねぇ!?」
[メイン]GM:「取りあえず暇なやつ1人警護に付けるよ、なんかあったらすぐ分かるし」
[メイン]GM:☆プライズ「警官」を手に入れました。2回だけ判定+2できます。
[メイン]忌遮丘太郎:なんか便利そう
・自宅
監視カメラとか盗聴器とかあんのかな?
・謎の目撃情報(3つ調査で開放)
最近地域周辺で長身の男? の目撃情報が多発しているらしい。その話は警察にもみ消されるというウワサ
(成功↓)
1人で居ると、触手に連れて行かれる。1人で居ると、長身の男に話しかけられる。キミは、1枚の写真をやつれた男から手に入れた。それは2人の子供に話しかけている長身の男の写真だった――
6/3サイクル終了、または目撃情報とメモ郡調査クリアでクライマックス
・クライマックス
突如電話がかかってくる。非通知。誰だ? 出てみるとノイズだらけの奥に昏く響く男の声が!
「迎えに来たよ……」
シャア殺す!
(以下描写一例)
もうすぐ夜。自宅に帰ろうと急いで歩いていると、突如電話がかかってくる。
[メイン]忌遮丘太郎:「ううううおおおお!!あ、電話か」もしもし、と出る
[メイン]GM:……誰だ? 出てみるとノイズだらけの奥に昏く響く男の声がする。そう言えば護衛に付いてた警官がいない。
[メイン]GM:「迎えに来たよ」
電話越しで/実際に後ろから
誰かから話しかけられる。
[メイン]忌遮丘太郎:「………」耳に電話を固定したまま後ろをゆっくりと振り返る
[メイン]GM:そこには、数本の触手に突き刺され絶命した警官と、白い顔の長身の男が立っていた。
[メイン]GM:では戦闘だな!
・敵データ
スレンダーマン
・脅威度3くらい 生命力12(1人の場合)
・アビリティ(アビリティ名/使用特技)
連撃/切断
基本攻撃/埋葬
報復/人類学
・エンディング
勝った場合
スレンダーマンを追い払える。ただスレンダーマンの存在を失くすことはできず、ただ自分たちがスレンダーマンの魔の手から逃れることができただけ。(八尺様のオチみたいな…)
負けた場合
スレンダーマンの隷属になります☆
(以下一例)
[メイン]GM:長身の男は最初こそはなんとかなりそうな勢いだったが、時間が経つに連れ本性を現すかのように力を出していき、
[メイン]GM:最期にはキミの抵抗を物ともせず、キミの視界をその闇よりも昏い手で覆った……
[メイン]GM:こうしてまた1人、スレンダーマンの隷属が1人生まれた
……こんな感じのシナリオです。
ちなみにシナリオ内に出てくる「やつれた男」はスレンダーマンのことを知ってしまい目を付けられているからやつれています。もうすぐ死にます。
全体的にゲームの「Slender: The Arrival」からインスピレーションをうけています。(リンク先参照)
都市伝説だとスレンダーマンが一番好きで、他殺されるなら貞子かスレンダーマンに殺されたいですね。
聞きたいこと言いたいことがあったら遠慮なく言ってね!
(シャイニーカラーズ「いつかShiny Days」を聴きながら 文・kardia)
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